カルマ

昨夜は、ずっと前のハワイ滞在の時に知り合ったお友達に招待され、夕飯に行ってきました。
とっても若くみえるご夫婦だけれど、もう4人もお孫さんもいるご夫婦。
ご近所に住む、奥さんご家族も集まって、結局10人以上のビュッフェスタイルディナーでした。

そのホストのご主人と私の娘の会話をちょっと盗み聞きしていたのですが、
なんかとても良いことを話していたの。
そのご主人はインド人とビルマ人のハーフで仏教を信仰しているらしのですが、
娘にカルマについて話していました。

「OO(娘の名前を呼んで)、ぼくはカルマというものの存在を信じているんだけれどね、
自分がしたことは必ず巡り巡って戻ってくるんだよ。
良いことをしたら良い事が、悪いことをしたら悪い事が。
もし、OOがぼくに親切にしてくれたとするでしょ?
そうするとね、その良い行いの波動がちゃんと発動されて、こんな風に(左手でゲンコツを作り、右手でそれを一周なぞるように)
まわってOOに戻ってくるの、でもね、それがぼくから戻ってくるわけじゃないんだよ。それは関係ないんだ。
OOの友達が助けてくれたり、全く見ず知らずの人が親切にしてくれたりするんだよ。
でもね、必ずかえってくるんだ。
OOはきっとスイスで誰かに良いことをしてあげたんだね。だから今僕たちはこうやって楽しい時間を共に過ごせているんだよ。
なーんてね(笑)
でも、そういうことさ。だからOO、ほかの人には親切にしないといけないんだよ。
もし、誰かを傷つけると、ほかの人から自分に戻ってきてしまうからね。
誰から親切が戻ってくるかは関係ないんだ。自分が発した行いは、必ず自分に戻ってくるから。
常にアロハの心でいるんだよ。

それと、人を傷つけるために口を使ってはいけないんだよ。
僕たちは、「本当は、そんな言葉言うつもりはなかったんだ。」って自分でも思っていない言葉を発して、簡単に他人を
傷つけてしまう。誰でもそんな経験はあるけどさ。だから口を開くときは、気をつけないといけないんだよ。
人を傷つけるために口を開いちゃいけないんだ。
でも、この二つを気をつけていたら、大丈夫。
やっぱり人生楽しまなくっちゃね。

さすがおじいちゃま。年の功とでも言いますか、良いことおっしゃる!
しかも、孫の世代に当たる娘にもわかりやすいように話してくれていたから、盗み聞きしていた私にもすごくわかりやすい。

今、カルマと聞くとどちらかというと罪悪な事が回ってくるようなことに使われる事が多いけれど、
カルマを必要以上に恐れる必要はないんだね。
自分が発する行いが、巡って自分に返ってくる。
誰かにした行いが、ほかの誰かから違う形で戻ってくる。
なんかそう思うと、ちょっと楽しい気もしてきました。

今日は何をしようかな?
知らない人にも笑顔でハローって言ってみようかな?
そうしたら、違うどこかで笑顔でハローを見る事ができるかもしれないもの。