ハワイ紀行 パート1

今日で、ハワイについてちょうど1週間。半分が過ぎてしまいました〜(涙)。
発病後初の旅行が、スイスからほぼ一番遠いハワイだったので、
まずは長いフライトに耐えられるか、ハワイについてもまずはリラックスを最優先とすると
一応話していたのですが、やっぱり「したい!」「行きたい!」には敵いません。
家族に迷惑かけながらも、のんびり楽しい時を過ごしています。

ハワイに行かれた事がある方ならご存知かと思いますが、
なんか時間の流れがゆったりと感じられませんか?
まー、旅行中ってそういうものかもしれませんけれどね。
去年、両親がスイスにお見舞いにきてくれたのですが、スイスでも「日本と違って、
時間の流れがゆったりしているね〜」って言っていました。
それが旅行で滞在すると、住んでいるとの違いかもしれないけれど。
そんなことはちょっと置いておいて(笑)

今回の旅行、今までと完全に違うのは、飛行場では車椅子での移動で、
町中は杖を持っての移動です。
これは、私にとってちょっと大きなことだったので、書いてみますね。

この旅行で、旦那さん、絶対ハワイアンエアラインに乗りたい!と言い、
久しぶりに日本経由での旅程。

チューリッヒー成田ー羽田ーコナと移動して、私たちがこの4つの空港で感じた一番初めの感想は
「空港によって、車椅子の大きさが違う!!」でした(笑)
一番車高?が高かったのはチューリッヒ。
一番幅が広かったのはコナ。
一番幅が狭かったのは羽田。
背の高いヨーロッパ人対応。
横幅の大きめなアメリカ人対応。
小柄で細めの日本人対応。ってことかな?
ちなみに成田が全て一番中間って感じです。

そして、車椅子移動についてくれる係りの人の対応も、なんか国があらわれている感じですごく面白かったです。
チューリッヒ =(周りの人に向かって)「はいはーい、危ないですよー、通りますよー、避けてくださいねー。ぶつかりますよー。」と鼻歌を歌っている。結構 going my way。しかも歩くスピードの速いこと。夏休み初日ということもあり、混みに混んでいたチューリッヒ空港。「ちょっと、怖いよ、ぶつかるよ」と冷や汗ものでした。旦那さんと、雑談してバカ笑いもしているし(苦笑)
でも、なんか一番笑えた、楽しい車椅子移動でした。

成田= (私たちに向かって)「お疲れ様でした。今の日本はね、金の密輸で問題になっているんですよ。」「暑いでしょ〜」
「今はね、やっぱり中国人のお客さんが多いんですよ。なんで、中国人の方々はあんなに大きな声で話すか知っていますか?相手に自分は悪口を言っていないって見せるためらしいですよ。」 
「今年の東京の梅雨はね…」そんな感じで、日本の今の状況をずっと話してくださっていました。
さすが日本の玄関ですね。 外国人の旦那さんにも日本の紹介は忘れません。

羽田= カウンターで車椅子を頼もうと思っていた私たち。チェックインの列に並んでいたら、
係りの方が向こうから、「今回搭乗口が、一番奥の方でちょっと距離があるんです。
もしお嫌でなかったら車椅子をお持ちいたしますが、いかがでしょうか。」と声をかけてくださいました。これは、さすが日本!って感じです。それぞれのお客さんをよく見ています。そして、車椅子にシートベルトが付いていて、「安全の為、シートベルトをお願いします」と言われたのも、羽田だけでした。
しかも、車椅子がめちゃくちゃ綺麗!
でも、車椅子のサイズを見て、「2020年のオリンピック。きっとたくさんの外国人も来るのに、このサイズで大丈夫なのだろうか…」と余計な心配も。

コナ= 飛行機から降りてくるや否や、ヒューっと車椅子が飛んできて、黙々と何も喋らず運んでくれました。この寡黙な仕事っぷりに、車椅子慣れを感じた私です。

他の国ではどんな対応なんだろう!ってすごく興味を持った私です。
普段では経験できない、私にとったら初めての経験ですごく記憶に残りました。

あー、町中でのお国柄も書こうと思ったけれど、ずいぶん長くなってしまったので、
それは次回に回します。

ハワイアンエアライン、こんな感じでご飯が出てきます。
なんか、かわいいですよね。
テラスからの風景。
モーニングコーヒータイム。