ハワイ紀行 パート4

アロハ〜
あー、ハワイ滞在も残すところ2日となってしまいましたー。
ハワイにいると不思議なもので、家の中にGecko(ヤモリ)がいようが、蟻がいようが、あまり気になりません。
こんなのスイスで起こったら、パニック寸前です。
余談ですが、今回のコンド滞在、蟻が多い(涙)。色も白っぽく小さな蟻ですが、どこにでもいるの。今までと違うコンドだったのでそのせいかな?とか思ったのだけど、友達に聞いたら、シーズンとの事。夏にハワイに来るときはご覚悟を!

ハワイ滞在中、久しぶりの友人たちにあったり、大自然を満喫したり、とにかくのーんびり過ごす私たち。
町中で思うことは、私たちがどれだけ普段の生活でせかせか動いているかということを今回肌で感じました。
何度も書いているように、ただいま杖と行動を共にしている私は、歩くテンポがすごくゆっくり。
しかも歩く時間に反比例して歩くテンポは遅くなります。

そんな時、周りの人の邪魔にならないようにもちろん脇によるのだけど、そこをものすごい勢いで通り過ぎて行く白人の方々。
すみませんというようにぺこりぺこりと頭を下げて通って行く日本人の方々。
全く気にしないで行く中国人の方々。
立ち止まるインド人の方々。
だけど、ロコ(ローカル)の人に抜かされたことが今回の滞在では一度もないということに気がついたのです。
「あ、ごめんなさい。先行って」って言っても、
まるで自分のペースもそれだけゆっくりって感じで私と同じペースで歩いています。

横断歩道を横切る時も、歩道に上がるまで(車が)止まっているのがロコの方々。他の国は、車の前から歩行者がいなくなったら、歩道に上がる前には発進しています。

地球上、時間の流れる速さが違うのかしら?
もしかしてハワイはほぼ最後に時間が変更される国だから流れもゆっくりなんてことあったりするの?

スイスに戻ったら、またいつもの生活にすぐ戻ってしまうのだろうけど、それでも少しでもスローテンポのこの生活。続けていきたい。

いつものテンポを少しゆっくりにするだけで、
風の香り、夕日の美しさ、人々の優しさ、自然の動きを思考でなく肌で感じることも出来るし。
何と言っても、自分自身のゆとりが生まれる。自分にゆとりが生まれると、なんか他の人にも、自然にも優しくできちゃうものね。そして自分にも優しくなれる。

いつも通るAli'i Drive。
昼間に通っても香ってこないのに、夜に通るとどこからかプルメリアの甘〜い香りがしてきます。
プルメリアって夜行性なの?なんて家族で話しながらするドライブ。
やっぱりハワイは魔法の国なのです。
海は海でも、いろんな表情を見せてくれるハワイの海