天職?適職?

「私の天職って何でしょうか?」

「適職ではなく、天職にそろそろ巡り合いたいんです。」

 

そんなご相談を時々受けます。

 

そういう方々のお話をお伺いしていると、

 

天職とは努力をすることなく、生まれた時からその分野に才能があり、

その天職を全うするためにこのように生まれてきた。

神から授けられた唯一無二の、自分の才能がある分野での仕事。

 

適職とは努力をして、自分に合った仕事

と思われているような節があります。

 

あなたは、天職と適職と聞いて何を思い浮かべますか?

 

私は、天職と適職に仕事をする上で大きな違いはないと思っています。

 

ではなにが違うのか?

 

天職は 「努力と情熱を余すところなく発揮でき、そしてずっと持ち続けることができるもの。

その努力さえもがつらいと感じるのではなく、幸せに感じることができるもの。

常に向上心を持ち、自分を疑うことなく進めるもの。

どこまでも、努力をする姿勢を持ち続けることができるもの。」

 

適職は 「同じ努力でも、あきらめたくなったり、情熱をそこまで注ぐことができないときがある。

それでも、うまくこなすことができるもの。自分の力を発揮することができるもの。」

 

かな?なんて思います。

 

天職の、自分に疑うことなくとは、していることには常に探求心や研究心を持つという意味でのクエスチョンマークを

持ち続け、でも自分の力は信じるということです。

 

「自分の天職とは何ですか?」と思う方は、まずは自分を知ることから始めてください。

 

自分は何が大好きか。

どんなことだったら、1日中考えていても心弾むか。

何に対してなら、努力だって楽しむことができるか。

 

天職に巡り合えた中でも、一部の天才と言われる人たちは、

その中でも、ある分野で努力を惜しまず、なおかつ、他人に求められるものと努力を惜しまない分野が一致した人たち

なのだと思います。

 

天職に巡り合えた人たちが、努力をせず、元から与えられた才能によって成功していると思うのは大間違い。

彼らは誰よりも努力をし、誰よりも探求し、そして誰よりも楽しんでいる人たちなのです。

 

天職を見つけたいなら、努力さえも楽しめる。

それがキーポイントかな。