自分のルーツ

今週は久しぶりに、数人の日本人ママ友達と会う機会がありました。

 

ママ友との話題は子供の悩みが7割。

旦那さんの小さな愚痴が1割。

そのほかが2割と。子供の話がどうしても多くなりますね。

 

子供の事って、小さなときも悩みが多いけれど、大きくなってもあるのねぇ。

苦笑いって感じです。

子供はいつまでたっても子供でなんだけれど、大きくなるにつれて親が助けて

あげられることが限られて。まぁ、子供も親にすべて助けてもらいたいなんて

思っていないだろうけどね。

 

見守ることしかできないことが増えてきて、もどかしいったらありゃしない。

信じているけれど、心配がなくなるわけではないからね。ほーんと、もどかしいこと沢山です。

 

スイスでのママ友は、私の周りは100%子供たちはハーフ。

そんなハーフの子供たち、普段は全く感じないけれど、たまーに、そうね、年齢的なことであったり、または

何かにぶつかった時など

「自分が何者かがわからない不安」というのを感じるように思います。

自分は全くOO人に見えない。かといって、日本人にも見えない。

二つのルーツも持つ素晴らしさ。でも、一つの強い結びつきがないどっちつかなさ。

 

ママ友と話していると、みんな外国に住む大変さはあるものの、私たちは日本人というルーツがある、いいかえると、日本人というルーツのみある。自分の子供たちのことなのに、彼らの思いは想像でしかくみ取ることができないのよね。

 

それでも、自分のルーツがわからないと思った瞬間は、きっと不安定な感じなんだろな~。

これは、ハーフの子供に限らず、どんな人でも。

 

自分が何かに所属していられるという安定感。

どこかに戻る場所があるという安心感。

 

普通の時には考えることなど全くない事柄なのだけれど、このルーツがあるという前提で、

思いっきり飛び立つことができたり、何かに挑戦することができたりするのではないかと思うのです。

 

今週は、ママ友と話すことがあって、子供が発するルーツ問題。それについて話していたから、ちょっとテーマがハーフの子供!的になってしまったけれど、

 

これは、やっぱりハーフとかではなく私たちみんな、誰にでも起こりうることなのかなぁ。例えば、前回の宇宙人の方々にも

当てはまるりますよね。

 

自分が思いっきり何かに挑戦できないときって、自分の根っこがぐらぐらしているときなのかもしれないね。

自分が何者なのか、わからなくなってしまったときなのかもしれない。

 

自分が何をしていいかわからない。こういうご相談も多いのです。

そんな時は、周りを見ずに、自分の奥に流れるもの探検しに行くのも一つの解決策かもしれませんよ。

 

 

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