皆さん、こんばんは。
今日は、「あなたのお子さんはかわいそうなんかじゃない。」
というテーマで書いてみたいと思います。
今回は、ご相談の中で時々ある子育ての悩み。
私のところに子育てのご相談に来てくださる方は、皆さんとても心が優しいからか、
「(ご自分の)子供が可哀想。」とおっしゃる方が
とても多いということに気が付きました。
よく親は、子供と一緒に成長する。子供によって親になるというじゃないですか。
誰もが「こんなはずではなかった。」「これでいいのだろうか?」と試行錯誤をしながら、子育てをしていると思います。
わたくし幼児教育専攻科出身なので、友達で幼稚園の先生や保育園の先生になった人たちも結構いるのですが、自分が子育てを始めた時みんな口をそろえたように、
「あぁ、お母さん方が何か子育てで悩みを話された時に、大丈夫ですよ。なんて簡単に言ってしまったけれど、自分に子供が生まれた今ならわかる。自分の子供は全く違う。こんなはずじゃなかったと思うこともたくさん。今更だけど、お母さん方に謝りたい。」なんて言っていました。
それだけ、子育ってって学習通りにはいかないものなのですよね。
話は戻り、「自分の子供が可哀想」とおっしゃるお母様方。
いろいろな家庭の事情があり、なぜご自分の子供が可哀想と本当のところはおっしゃっているのかなと、耳と心の耳を傾けてみると、
初めは経済的な問題、私たちのような外国に住んでいると親の言葉の問題、両親が離婚などをされている、親が病気である、良い教育を受けさせることができるかという不安などが上がってくるのですが、もっとその方々の奥深くの声を聴いてみると、
そういう諸々の理由やその方が元から持つ性格から親本人の気持ちの余裕がなくなり、子供に対して不必要に当たり散らしてしまう。どうもここが一番つらいようです。
怒りに抑制が利かず、怒っている間にどんどん止まらなくなる。
そうしてふと気が付いたときに、怒りすぎてしまった自分と悲しそうにしている子供を見て、猛烈に反省と悲しさに襲われる。
そして、「こんな私がお母さんなんて…。私の子はすごくいい子なんです。なのに、私の子供は本当にかわいそうなんです。」となってしまう。
いつもにこにこ優しい親でいたいけれど、そんなことはちょっと、いやかなり無理。
子供が明らかに悪い時もあるけれど、今日はちょっと親の方の虫の居所が悪い、そして普段なら怒らなくてもいいことに対してまでカリカリしてしまう。そんな日だってありますよね。でも、そういうのはなるべく努力して減らしていく。結構難しかったりしますけれどね(苦笑)。
そして私たちができること。それは子供に
「自分はかわいそうな子」という思いを植え付けないこと。
親から発せられる言葉、親の考えや思考。
これは良い場合でも、悪い場合でも確実に子供に影響が出ます。
ご自分でもありませんか?大人になって自分が親と似ていることにハッとする。または親の考えを反面教師のように生きている。
自己哀れみが強い人は、百害あって一利なし。
何かうまく行かないことにぶつかった時、他人のせいにする。
口癖は「どうせ僕、私なんか…」
あなたの大切なお子さん、そんな風になってほしいですか?
あなたがするべきことは、「自分のお子さんが可哀想」と思うのではなく、
可愛いをたくさん上げること。
愛することが可能な人、愛されることが可能な人。
それが本当の可+愛いという気持ちをたくさん注ぐことなのかな。
親がたくさん「愛すること」ができる(可能)なら、あなたのお子さんは絶対
愛されることを疑わない人になる。
親がたくさん「愛すること」ができるなら、あなたのお子さんもほかの人を愛することを恐れない人になる。
やっぱり最後は、愛なのよ。
あなたのお子さんは、全然可哀想な子なんかじゃない。
自分の子育てを反省し、これでいいのだろうかと思えるあなたのお子さんだもの。
こんなに幸せな子はほかにはいない。
だから、今から「うちの子は可哀想。」やめちゃいましょう。
今日からは「うちの子は可愛い。」そうやってまずは自分に声を大にして言ってみてください。あなたの中にある沢山の愛が、あなたのお子さんを包み込んでくれるから。きっとあなたのお子さんも、あなたを愛で包んでくれますよ。
ブログは毎週火曜日、金曜日と毎月1日にお届けします。
さてさて、先週の雑談の答えです。
答えはスイカ!
皆さん分かりましたか?
私が、むくみやら何やらで顔はパンパン体重もこれでもかというくらい増えたとき、今までそんなにファンではなかったスイカが無性に食べたくなり、毎日のようにスイカを食べていた時期があります。
それで、調べてみるとスイカには利尿作用がある。あまりにもひどい時以外はなるべく利尿剤を服用しないようにしてスイカに助けてもらっていたのです。スイカ様様🍉。
そして、その話を母から聞いたいとこが、わざわざ買ってきてくれたのでした。
お味はどんな感じかな。今度食べたらまた書いてみますね。
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