敵ボスキャラ参上

皆さんこんにちは。

イースター休暇も終わり、日常の生活に戻った火曜日、いかがお過ごしですか?

 

今日も3H-Happiness, Heal and Hopeのページを訪れてくださってありがとうございます。

 

今日のテーマは、「敵ボスキャラ参上」なんていかがでしょうか。

 

このページに来てくださる方は、コンピューターゲームなどされますか?

私はファミコン世代というか、ちょうどファミコンが出始めたとき小学校、中学校当たりだったので、家にもありました。

 

ゲームをされない方でも名前だけは知っているのではないかな、「スーパーマリオ」。ご存知ない方は、下段にちらっと説明載せておきます。

 

 

毎回ステージをクリアしていくのですが、初めは雑魚キャラというのでしょうか、

弱ーい敵が出てきて、どんどん進んでいかれるわけです。

けれども、ステージ毎に最後小ボスが現れ、その小ボスをクリアしないと次のステージには進めません。

小ボスは今までの雑魚キャラとは違い、一回ではクリアできないのであります。

 

それでも何とかクリアをして次のステージ、次のステージと進んでいくわけです。

 

そうして最後に大ボス、スーパーマリオではクッパという敵キャラが出てきます。

彼を倒さないことにはこのゲームは終われません。

 

なんでこんな話を長々書いているかと申しますと、

これって私たちの日常でもあるよねぇと思いまして。

 

たとえば、人間関係。

 

会社や学校で「え?」っていうことを言われたりするわけです。

でも、その程度ならば立ち止まらず、どんどん進んでいかれます。

人間学んでいくし、経験も積んでいきます。

それを少年青年期に言われていたらば落ち込んだことも、大人になるにつれうまく立ち回れるようになってくるものです。

そのように、うまく立ち回れるようになった大人の私たちでも、年に何回か

「ぎゃふん」と言わされるような小ボスに出会って、なかなかクリアできない状況=落ち込む状況に遭遇してしまうのですよねぇ。

 

その時私たちはどうするかというと、

悩んで、落ち込んで、友達に愚痴ったり、

そういえば、以前はこのように状況を切り抜けたと思い出してみたり、

あの本になんかヒントがあったようなと読み返してみたりして、

ちょっと時間がかかってもまたクリアをして=状況を解決したり、立ち直ったりして

行くわけです。

 

ところが、数年に1回(人によってはもっと頻繁に)、大ボスが出てくるのですね。

この大ボス、なんと身近なところにいるのです。

親だったり、子供だったり、彼氏、彼女、時には上司や先生。友達グループだったり。すぐそばにいるのですよぉ。だからなおさら、傷ついてしまうのですよね。

 

この大ボス、今までのテクニックを思い出しても通用しません。

そりゃー大ボスですもの。今までのように簡単だったら大ボスではないのです。

 

愛のエネルギーを送ってみよう。とか、

心から話したら必ず分かり合えるはずだ。とか、そんな程度ではうまく行きません。

それどころか、話せば話すほど絡み合うような…く、苦しい…。

 

どうしましょう。

あなたにとって敵キャラであれ、彼らはあなたにとったら愛するべき家族であったり、彼氏彼女であったり、大切な仲間なのです。だから分かり合いたいですよね。

心穏やかにしていたいですよね。大好きなままでいたいですよね。

 

さて、この状況をスーパーマリオに置き換えてください。

あなたは、クッパをどうしますか?

 

1.クッパの心を入れ替えるよう説得を試みる?

2.本当はクッパだっていい人なのよ、だから私が我慢すればいい?

3.愛の力で包んであげたらいいと、テレビゲームの画面の前で手をかざし愛を送り続けてみる?

 

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1.クッパは人間でもなさそうなので、説得し続けても通じないかもしれません。

2.私が我慢すればと逃げ続ければ、一生そのゲームをクリアすることはできません。

=その時忘れた振りができても、また必ずかえってくるということ。

3.画面のクッパに愛を送り続けても届きません。そして彼を変えることは不可能です。その愛、自分やほかの人に向けましょう。

 

ゲーム上のクッパなら、だれも「クッパはなぜそんな悪いキャラなんだ!私と一緒にゲームをしたいなら目を覚まして、良いキャラになりなさい。」とか

「私がゲームを征服して、クッパの根性治してみせる」とは言わないと思います。

そのままのクッパと接して(ここでは戦うわけですが、まぁ、遊んでいるとも言えますね)、そのままのクッパを、そのままの敵キャラを敵キャラのままで、スーパーマリオというゲームを楽しむことができるわけです。

 

では、私たちの生活上のボスキャラにあった時、

私たちができること、するべきことは、

 

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そのままを受け入れること。

 

これだけだと思います。

 

親なんだから、自分の子供なんだから…となんとか分かり合おう、何とか変えてみせようと思う前に、そのままの姿を受け入れる。

良いとか悪いとかではなく、これがこの人なんだなぁと。

 

きっと私にも良いところもあって(あってほしい。願)、悪いところもあって、それでも皆さんは私を受け入れてくださっている。

そして、神様(宇宙でも何でもいいです)も私がここに存在することを許してくださっている。そのままの私でいいんだよ、自分で変えられるところは、変えて成長していくんだよと見守ってくださっている。

だから、私もそのままを受け入れていかれる人間になっていきたいと思っています。

 

ボスキャラは、本当は敵なんかじゃないんですよね。

私(達)が成長するために越えるべき課題を見せてくれる存在。

逃げていても必ず戻ってくるので、なるべくなら解決したい。

だけど、

無理にいいところを見つけようとか、よくないところを直してあげようとか、

愛そうとか、そういうことではなく

まずはそのままを受け入れる。テクニックと言えるほどのものではないけれど、

ボスキャラは、雑魚キャラや小ボスとはちょっと違う対処方法が必要なのです。

 

私たちはみんな、そのままで愛されるべき存在で、許される存在でなのですよね。

 

 

ブログは毎週火曜日、金曜日と毎月1日にお届けします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も最後もまでお付き合いありがとうございました。

 

 

 

全くご存知ない方のためのスーパーマリオ講座

マリオとルイージという主人公(我々は彼らを操作します)がクッパという敵ボスキャラにさらわれたピーチ姫を救い出すべく、いろいろな仕掛けをよけ、敵を倒しながら進んでいくというものです。

もう忘れてしまっているので定かではないですが、10個くらいのステージがあり、

それぞれのステージの中にまた10個くらいクリアしていかなくてはならないステージがある。それぞれのステージ最後に、敵ボスキャラがいて、そのボスキャラを倒すと次のステージに行かれる。そして最後の最後に、大ボスクッパを倒してめでたしめでたし、となります。