完璧じゃなく

完璧になんてならなくていい

完璧にしようなんて思わなくていい

 

だって全ては

陰陽

陰の中にも陽はあり

陽の中にも陰はある

 

100%片方だけってあり得ない

それでいい

それがいい

 

 

 

皆さん、陰陽のマークどこかで見たことありますか?

これです!

 

白いエリアの中に、黒い丸。

黒いエリアの中に、白い丸。

 

陽の中にも陰はあり、陰の中にも陽はある。

 

先日ちょっと書きましたが、娘の履歴書の欄に長所と短所を書く欄があります。

その話をしていた時に、

「長所と短所って紙一重だよね。」という話になりました。

 

例えば、

長所、誰とでも仲良くなれる。

短所、八方美人。

 

長所、約束時間に厳格。

短所、時間にルーズな人に完璧を求めてしまう。

(娘が書いた長所短所とは違いますけどね)

 

まあこれはわかりやすく書いた例ですが、結局どちらも同じこと。

それはあるところでは長所であり、あるところでは短所にもなる。

ある人に取ったら、尊敬するところであるし、

ある人に取ったらうざったいところになったりもします。

 

もう亡くなられた指圧の先生と陰陽のマークについて語り合ったことがあります。

先生が

「Nozomiさん、陰陽のマークはなぜ、白の中には黒があり、黒の中には白があるかわかりますか?」と。

 

それはバランスをとっているのですよ。

もしその丸がなかったら、

白の究極を求め、その究極の果ては黒に移行するということです。

逆も同じ。黒の究極の果ては白に移行するということです。

だから、白の穂先(という表現をされていたのでそのまま書きます)は

黒につながり、

黒の穂先は白につながっています。

 

分かりやすく、白を善、黒を悪とすると、

善も行き過ぎれば悪になる。悪も極めると善になるということですね。

とおっしゃっていました。

 

悪を極めると善になるというのはちょっと難しいかもしれませんが、

ねずみ小僧などの大泥棒も

実は貧しい人にお金を配る救いの人と言われたり、

逆はもっと身近で

人助けも、時と場合で余計なお世話になるということならば、皆さん

多少は経験があるのではないかと思います。

 

 

完璧に、完璧にこなそうとして疲れてしまうより、

私たちも陰と陽の一部。

陰の中には陽があり、陽の中には陰がある。

 

そう思うと肩の力が少し抜けてくるかもしれません。