力説、Readingのすすめ

今日はちょっと真剣に

「Reading のすすめ」をわたしなりに力説させていただこうかなと思います。

 

たびたびBlogのなかで、スピリチュアルな仕事をしている割には

スピリチュアルにとらわれる必要なしというスタンスのことを書いていたので

意外に思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

 

私たち、「相手の立場に立って物事を考える」ってことを時々すると思います。

これが思いやりにつながるのですよね。

相手の立場に立ち、相手の気持ちに寄り添い、

きっと、こんなことしてあげたら相手の人は喜ぶかなとか

こんなことをしたら相手の人は悲しむかなとか

 

 

すごく心が温かくなる部分ですよね~。

 

そんな相手の立場に立って考えるなのですが…

読み違うこともあったりしませんか?

 

読み違うというのか、相手の立場に自分のままで立って考えてしまうというほうが

正確かもしれません。

 

きっと小さなことならたくさんあるのでしょうが、

私が忘れもしない、目からうろこ状態だったこと二つ。

 

一つ目は以前、娘が彼と別れたとき。

私が遠い昔彼と別れたときは、結構長いこと引きずったんですよ。

今考えると「なぜ?」と思うほど、当時はそれはそれは落ち込みました。

だから、娘が別れた時、「これは大ごとだ」と思ったのに、

意外と早い時点で「大丈夫」とか言っているのを聞いて、

まぁなんて、けなげなのしょうで。強がって。とか思って

私がおろおろし、励ましたりしていたのですが…。

 

「ママは何をいつまで言っているの?」感が日ごとにひしひし伝わってきて。

それでも私、娘の立場に自分のままで立ち、「なんてかわいそうなのー。」と

思っていたのでした。だって、本当に私は別れた後苦しかったから、娘も苦しいのを我慢していると思ったのだもの。

 

そうしたら、娘に「マミィ、もう本当に大丈夫なんだけど。」と言われて、

それでも、どこかで、まぁ親にまで強がって…と思って、

なぜか私がご飯も食べられない状況に。

 

それで、うわ、これじゃよくないと思いリーディングをしてみたら。

あれ?出てこない。

苦しいとか、寂しいとか、私が思っていた気持ちが出てこない。

だからと言って、愛情が足りないとかそういうのも出てこない。

 

思いっきり泣いて、思いっきり後悔して、もう終わったことだと本当に出る。

 

私、なんで勝手にご飯も食べられないくらい落ち込んでいたのかしら。

 

次は

こちらも人間関係なのですが、

どうしてもある人の言動に振り回される感があり、

ちょっと混乱と憂鬱さを覚えていたころ。

私より、その方と行動を共にしなくてはならない人と話す機会があり、

私はその人に日ごろから「大変だなぁ」とどこかで同情の気持ちを

寄せておりました。

 

偶然話すことができたので、

「あなたも、OOさん(ある人)とのお付き合い大変だね。」と言ったら、

「そうかなー、いろいろ面倒なところもある人だけど、世界一優しい人だよ」って返事が。

 

え?え?えええええ?

私は世界一優しい人だけど、かなり振り回されるところ、こちらの痛手はたいそう大きいよね。と思っていたので、そんなタイプの方の相手を常にしなくてはならないなんてどんなに大変かと思っていたら、全然そんな感じじゃない。

 

これにはただただ呆然としてしまったので、その夜、リーディングをしましたよ。

 

そうしたら、本当に我慢とかではなくそう思っていることがわかり、

もちろん我慢している部分もあるけれど、それは私たちが日常する小さな我慢と同じ。そしてそれはほぼほぼ苦になっていないということが判明。

 

もう、本当にびっくりで、椅子から転げ落ちそうになったくらいです。

 

どんなに想像力を掻き立てて、相手の立場で考えているつもりでも、

自分ができる想像の範囲で立ってしまうのが私たち。

 

だけれど、Readingで見えてくる状況って、自分にとらわれていない、

自分の考えが入ってこないので、私だけでは想像できない世界があるということに

気が付かされます。

 

同じ状況でも、

私だったら辛くて苦しくて、かなりへこんでしまう状況を

なんとも思わない方もいるということ。

 

その反対も。

私、そのくらいの事だったら全く辛くないけれど、

これがつらくてつらくて仕方がない思う方もいるということ。

 

何度かブログでも、ジャッジをしない!

正しい、間違いで判断をしないと書いてきましたが、

リーディングを身につけると

ジャッジや正しい、間違いだけでの判断では解決しないということが

わかってきます。

 

それと、勝手に人を哀れんだり、うらやましがったりする意味のなさも

わかってくるんですよ~。

これは自分自身の精神衛生面にもかなりいい効果を表します。

 

相手が身近な人ほど、自分と似たような考えなのではないかとどこかで思い、

ついつい自分のままで相手の立場に立とうとしてしまいがちです。

 

これがうまくいく時もあれば、行かない時もある。

 

うまくいかないときに、Reading ができると

「なるほど、そっか」と違うアプローチができたり、

程よい距離を置くことができたりします。

 

皆さんにもぜひご自身でReading体感していただきたいなと思い、

力説させていただきました。