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あなたの常識、私の常識

今日は Physio Therapyの日です。
今年に入り、今まで7年間担当してくれていたセラピストさん(同世代)から
新しいセラピストさん(娘よりちょっと上くらいの方)に代わりました。

毛先はピンクだし、なんか本当に可愛いなぁと思って待合室で見ていたのですが、
その方が私の担当になりました。

今までの担当の方は、この7年間、私のアップダウンをずっと見てきてくれていたので、
新しい担当者さんに変わる時には
「うわ、また自分の病歴を説明するのかぁ。めんどくさい。」と思ったのも事実です。

ですがですが、
今までのセラピストさんとアプローチの仕方が全然違って。

おおおおお😮、なんかすごいじゃない。と思うことが多いんです。

今までのセラピストさんより若いし、
もうほぼほぼ娘ぐらいなんじゃないかと言う感じだし、
髪の毛ピンクで可愛いし(全く関係ないけれど😅)
こんなに若いから、今までのセラピストさんより 経験も知識も少ないかな?なんて思っていました。

しかししかし!
無理難題を課すわけではないのだけれど、
家でのエクササイズ、食事、そういう宿題が出るのです。
そして、なぜそれが必要かとか
このエクササイズがどこに影響があるか
そうすることによって、どういう好影響が現れるか
とか言ってくれるんですよ。

そして、なかなか他の人には見えずらい、でも実は結構不便が出る症状があるのですが
そこにもなぜそういうことが起こるかって言ってくれる。
それが、旦那さんや私が「このせいでこの症状が起こるのではないか?」と思っていたことと
当てはまっていたりする。

知識も、考察も、アドバイスも、驚かされることばかりです。
ポジティブに。
お若いから知識が少ないかもなんて一瞬でも思って
ごめんなさい🙇‍♀️

そして、また別の意味でおどろかされることもありまして。
「私、突発的にお休みとっちゃうの。その間はNozomiの前の担当者がついてくれるから
安心して。でも私、自分が今したい事のために、お休みをとる。自分のしたいことが優先だから。
だけど、担当するからにはあなたのことは疎かはしないから。」

とおっしゃるではありませんか。

一瞬びっくりして、こんな風に言えるのは世代か?
それともなんだろう。まず、私の周りにはいなそうだ。と思ったのだけれど、
その豪快っぷりに好感が持てました。

もしこれが世代なら、こうやって変わっていくのかな。と。

仕事をしないと言うことはその分の収入は減るわけだけれど、
それより、自分のしたいことに正直でありたい。
これを私たちの世代のどのくらいの人が言えるのかな。と思いました。

それよりも、周りに迷惑がかかるからとかそう言うことでお休み取れないとか
思っちゃいそうですよね。

きっと、こう言う考えの方を受け入れられないと言う人も
絶対いるなとは想像がつくけれど、
これで彼女の仕事ぶりがどうしょうもなくって、
適当な仕事しかしなかったら、また私の印象も違ったものになっていたかと
思います。

でも、常識っていつの時代も変わっていくから。
自分の知っている常識で物事を見ると、
上手くいく事も上手くいかなくなってきちゃいますものね。

自分の子供のことを思う時、
自分の時はこうだったと言う考えを持って話してしまいがちだけれど、
役に立つこともあれば、役に立たないこともたくさんあるのだろうな。
なんて、思ったりした今日の始まりでした。



と言うことで、
お茶会は1月29日 スイス時間13時からです。
ご参加希望で、またお知らせいただいていない方がいらっしゃいましたら、
ご連絡ください。